3/10 J1第1節 (等々力陸上競技場)

川崎フロンターレ 1−0 アルビレックス新潟


  2012シーズン!

待ちに待った2012シーズンが到来です。
昨季下位に低迷した屈辱を乗り越え今季こそ悲願の初タイトルを!

さて、こちらはホーム等々力。
今年も川崎華族では応援団の制服とも言うべき応援Tシャツが1人1人に支給されました。川崎華族の正規メンバーしか着ることが許されていないこのTシャツ、gol.の特注品です。
  今季は2色

この川崎華族メンバー用の応援Tシャツ、ご覧の通り、今季は2色が製作されました。例年通りのフロンターレブルーに加え、濃いブルーが追加でセット。

というのも、今年はロンドン五輪が開催されることもあり、オリンピック代表の試合に出場するフロンターレ戦士を応援できるようになってます。
  パブリックビューイング in 陸前高田

一方、こちらは陸前高田。
昨年よりMind-1ニッポンプロジェクトを通して交流を続けてきた陸前高田の皆さんと一緒に開幕戦を応援しようと、胸スポンサー・富士通株式会社の協力のもと、陸前高田市内でパブリックビューイングが企画されました!

会場はここ「サンビレッジ高田」。
テニスコート2面が取れる規模の巨大な全天候型施設内に、パブリックビューイング用のこれまた大型のスクリーンが設置されます!
  等々力と同じ雰囲気を

朝、川崎を出発し約5時間掛けて会場に到着したサポーター現地組がまず取り掛かったのは、横断幕の設置作業。

川崎から約400Km離れたこちら陸前高田の会場でも、ホーム等々力と同じ雰囲気を作り出そうと、本日等々力で掲出するビックフラッグと同じデザインの横断幕を会場周囲に設置していきます。

さぁ、準備万端です!
  サポーター現地組

陸前高田側の応援を盛り上げるのは、こちらの3人。気合い十分、使命感に燃えてますよ!

そして、元コールリーダーのゴンタ氏、ついに復活!この2年間は学業を優先するため応援活動を休止していたとのこと。大学7年目にして、ようやく単位が揃い卒業できる見込みがたったため、このたび復帰することになりました。

ちなみに右端は、今回の企画でクラブと富士通の橋渡し役としていろいろと尽力してくださった元富士通サッカー部の沖宗さん。元日本代表ですよ。
  過密スケジュール

所変わって、こちらは等々力。

今日は大事な大事なリーグ開幕戦。サポーターは、と言ったら、早朝からコレオの準備に始まり、選手バス出迎えに、応援練習、そして決起集会と一日中大忙し。やっぱり開幕戦の活動スケジュールは滅茶苦茶タイトですぅ。

…ということで、今季から川崎華族本部脇のスペースには応援に関するタイムスケジュールを掲示することになりました。行動を共にするGゾーンのサポーターの皆さん、ぜひ参考にしてくださいね!
  選手バス出迎え

小林悠選手に「鳥肌が立った」と言わしめたサポーター総出による選手バス出迎え。

まさに決戦に臨まんとする選手たちの精悍な顔を見て、すっかり戦闘モードに切り換わったサポーター。
うおー!気合い入りまくりだぜ!
  始球式は桑田真澄さん

2012シーズン開幕戦の始球式を努めるのは、川崎市麻生区在住の元プロ野球選手・桑田真澄さん。巨人に入団してからずっと川崎市民だそうです!

元・巨人軍エースの来訪に合わせ、フロンターレでは「Football Meets Baseball (フットボールとベースボールの融合)」をテーマに記念グッズ展開を強行。相変わらず斜め上を行く企画にはいやはや脱帽です。
  Gゾーン隣に「Vゾーン」登場!

サポーターでぎっしり埋まった等々力Gゾーン。この開幕戦に限り、その隣に大型ビジョンが設置されました。

この大型ビジョンに陸前高田パブリックビューイング会場の応援席を映し出し、陸前高田の皆さんがあたかも等々力で応援しているかのような「一体感」を演出します!
名付けて「陸前高田バーチャル応援ゾーン」略して「Vゾーン」です!

いわば「双方向パブリックビューイング」!
  陸前高田からのメッセージ

こちらはそのVゾーンの映像発信元、陸前高田の会場。 

試合前、等々力競技場とライブで中継が繋がりました!こちら陸前高田の映像がVゾーン、そしてオーロラビジョンに映し出されます!

等々力にいる皆さん!
陸前高田からのメッセージ、ちゃんと届いていますか!?
「いい試合を期待してます!」
  世界初!?双方向パブリックビューイング 

陸前高田の会場でも応援スタート!
サポーター現地組のリードの下、会場に設置された大画面の映像、スピーカーから聞こえてくる音声に合わせ、等々力とまったく同じ応援が繰り広げられます。
この陸前高田会場の応援が、等々力のVゾーンの大画面に試合中ずっとリアルタイム中継されているわけですね。

昨年、サッカー教室や修学旅行で交流した選手たちが大画面の中でカッコよく躍動する姿に、子ども達も大興奮!
  舞台裏

そんな応援会場の舞台裏には寒さに凍えながらも、リアルタイム映像伝送装置「IP-900」を駆使して懸命に通信環境を整える富士通の映像技術スタッフの姿が。

陸前高田の子ども達が元気に応援する姿を等々力にいる選手やサポーターにしっかり届けようと、この日のために入念な準備をしていた彼らのおかげで、無事に世界初!の双方向パブリックビューイングが実現できました!
  今度こそ必ず勝利を

こちらは等々力競技場。
開幕戦の相手はアルビレックス新潟。去年、観戦に訪れた陸前高田の子ども達の前で勝たせてもらえなかった嫌な相手です。奇しくも今回もまた彼らがが観てる前での対戦となりました。今度こそ必ず勝利を!

さぁ、キックオフ!
初めて見る2012仕様のフロンターレに、サポーターもドキドキわくわく。

そして、川崎の新たな10番・レナトのFK炸裂!
  全員総立ちで応援

一方、こちらは陸前高田の会場。
初めのうちは恥かしそうに観戦していた子ども達も、次第に大画面に映し出されるスタジアムの映像に引き込まれ、しまいには子ども達はもちろん、親御さん達も全員総立ちでフロンターレの選手たちに大声援を送っていました。

試合はというと、先制したもののその後なかなか追加点が奪えず、そのまま後半ロスタイムへ突入…。
自陣ゴール前での混戦、もはや絶体絶命…!
  開幕戦、見事勝利!

なんとか1点を守り切って、1−0で勝利!
達成感、いや安堵感からなのか、等々力Gゾーンのサポーターはまるで優勝を決めたかのようなお祭り騒ぎ。

開幕戦勝利で勢いに乗れるはず。
この1勝、ホント大きいよ!
  陸前高田サイコ〜! 

こちら陸前高田。試合後、ケンゴが掲げた「陸前高田サイコ〜!」のメッセージを見て、会場は今日一番の盛り上がり!

サポーター現地組もいろんな人から「おめでとう」「やっと勝ったね」と声を掛けてもらいました。子ども達が試合中のテンションそのままに大喜びではしゃぎまわる姿を見て、涙。

画期的な双方向パブリックビューイングにより、等々力と陸前高田、400kmもの距離を越え一体感のある応援が出来た上に、応援を通して陸前高田の皆さんの笑顔を見ることが出来たとあらば、この企画も成功だったと言えるのではないでしょうか。ぜひまたやりましょう!

陸前高田パブリックビューイング現地組

陸前高田の戸羽さん・千葉さん、そして富士通スタッフの皆さんと。
いろいろお世話になりまして、本当にありがとうございました!
「陸前高田サイコ〜!!」

TOPページに戻る